『ビットコイン価格 上がる理由』と検索したあなたへ。分かった気になれる仮想通貨ざっくり解説
『ビットコインはなぜ値段が上がるのか?』
ビットコインに投資していない人はこの理由が分からないから投資に踏み切れない。という方が多いと思います。
しかし実際に価格は高騰し続け、米国の機関投資家やテスラなどの大手企業もビットコインを購入し、有名サッカーチームバルセロナやミランなども仮想通貨業界に参入しています。
追記!エルサルバドルでビットコインが法定通貨に採用されました!(2021年06月09日)
そこで、今回はビットコインについてどういうものなのか・なぜ価格が上がっているのかなどを超分かりやすくざっくりと解説し「あー、何となく分かった気がする」という気持ちにさせます。
難しい用語や専門的なシステムの話などは一切しないので、気楽に読んでいただければと思います!
ビットコインとは?~ただの電子データ~
ビットコインとは一言で言えば「決してコピーしたり書き換えたりされることのない電子データ」です。
もう少し詳しく言うと、特殊な暗号化技術によって決して改ざんできないデータを作り出し、そのデータの一つ一つの中に「どこで発行され、誰から誰の手に渡っていったか」という記録がすべて詰まっているのです。
そして世界各地でその取引履歴を監視しており、誰かが送金しようとした時その取引に不正が無いかチェックし、安全な取引だと承認されて初めてビットコインが送られるのです。
なので、ビットコインの実態は「ただの電子データ」なのですが、「絶対に不正が行われない電子データ」なのです。
※ビットコインは絶対に改ざんできない理由を詳しく知りたい方↓
図解付きで読みやすくておススメです!
ビットコインは金であり通貨である
ではただの電子データがなぜここまで注目されたのか。
いくつか理由がありますが、「金と通貨のいいとこ取り」をしているという点が革新的であり高く評価されています。
「金と通貨のいいとこ取り とは?」となっているかと思うので、めっちゃ分かりやすく説明します!
1、金っぽいビットコイン
ビットコインは発行枚数がすでに決まっていてその枚数は2100万枚。それ以上増えることは絶対にあり得ません。
そしてコピーや改ざんができないという性質上、電子データでありながらまるで現実に存在する「金」のように扱うことができるのです。
金も埋蔵量が(ほぼ)すでに決まっており、漫画に出てくる某錬金術師でもない限り金を作り出すことは不可能です。そういった性質が金の価値を担保しているので、同じ性質を持つビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれているのです。
2、通貨っぽいビットコイン
ビットコインは1章で書いたように「どこで発行され、誰から誰の手に渡っていったかという記録がすべて詰まっている」ので取引の記録があります。
その記録は世界各地で監視・承認されているのでとっても安全です。
仮に悪い人がウソついて「約束したビットコイン送られて来てないんですけど?もう一度送ってもらえます?」という詐欺行為を行おうとしても、送金履歴はしっかりと残っており改ざんできないので「これを見てください。確かに送りました。」という証明が簡単にできるのです。
そういった性質から物を買ったり売ったりする際の取引、つまり決済の手段として非常に向いているのです。
さらにビットコインには国家の仕切りが無いので、日本なら円・アメリカならドルといったような為替の障害がありません。ビットコインは全世界共通でビットコインなのです。よって海外に送金する際の無駄な手数料を省くことができ、国際送金に関しては既存の通貨よりも優秀だと言えるでしょう。
ビットコインの値段はなぜ上がっている?
みなさんお待ちかねの章です。ビットコインの値段はなぜ上がっているのかを超シンプルに解説します。
1、価値保存の手段として大企業が次々に投資
ビットコインは決して改ざんできない+発行枚数が決まっているという性質により、実際に「金」と同様の使われ方、すなわち価値保存の手段として使われています。
※価値保存の手段とは??→発行枚数が決まっていない通貨が大量に刷られた場合の物価上昇に対して、有限の資産である「金」や「ビットコイン」は価値を下げにくい(というか物価上昇とともに価値が上がる)ので、インフレ対策になるという事です。
とりわけ今はコロナの影響で、アメリカ・日本を始め様々な国が給付金配布やGoToキャンペーンなどの「お金ばらまき政策」を行っており、今後さらに円やドルの通貨価値は下落していくでしょう。
その流れを受けてテスラやマイクロストラテジーといった大企業は、政府が勝手に増やせる通貨より誰も増やすことのできないビットコインの方が信用できるという判断を下してビットコインを大量に購入したと思われます。
まだ企業の参入は始まったばかりであり、恐らく今後もこのような企業のビットコイン購入は進んでいき「ある種のトレンド」のようになると思うので、そうなった場合は最高値更新も期待できるのではないでしょうか。
2、実際に決済手段として使用できる所が増えた
ビットコインの値段が上がるもう一つの大きな要因としてビットコイン決済ができるお店が増えた、つまりはビットコインの実用性が高まったという事が挙げられます。
この実用化を大きく後押ししたのが「アメリカの大企業PayPalが米国の全アカウントでビットコインの取り扱いを開始した」という事件です。
PayPalは世界中で3億人以上のユーザー数を誇り、PayPalを使えるお店は2400万店以上というオンライン決済サービスの大御所です。
この流れに乗って起業家イーロン・マスクも「テスラはビットコイン決済を可能にする」と宣言し、ビットコイン実用化に拍車をかけました。
日本でも上の画像のようにビックカメラやDMM、そして最近twitterCMでよく流れてくるバンドルカードもビットコインを使えます。
このようにビットコインは単なる投資対象から実用的なものとしての需要も増えているので、今後さらなる価格の上昇が見込めると思います。
3,エルサルバドル(国名)がビットコインを法定通貨に採用!
これはものすごいニュースですね。エルサルバドルの大統領は2021年6月8日にビットコインを法定通貨にするための法案を国会に提出しました。そしてその翌日の2021年6月9日に上記法案は可決されたのです。
法案の内容としては、ビットコインでの税金支払いを可能にし、経済活動におけるビットコインでの支払いを受け入れるようにする。そしてビットコインと米ドルの交換レートは「金融市場で決まる」としました。
法案を進める背景として、エルサルバドル国民の約7割は銀行口座を持っていないため、今までは金融取引が制限されることが多かったそうです。そこで送金が容易なビットコインの活用が進めば、外国で働く労働者からエルサルバドルの親族への送金が増える可能性があるとして、今法案を議会に提出しました。
これは世界で初めての事例なので通貨と暗号資産の概念が混合したり、政府によるインフレ・デフレの調整ができなくなるなどの問題も抱えており賛否両論あるかと思いますが、間違いなく仮想通貨史における歴史的な大事件です。
この事例が上手くいけば仮想通貨に対する信用は高まり、確固たる地位を築くのではないかと個人的には期待しております。
他にも「新興国通貨の暴落対策」や「マイニングコストの増加」などビットコインの価格上昇要因と考えられているものは様々あります。
「ビットコインに投資するのはもう遅い」と思っていた人もこの記事で考えが変わったのではないでしょうか。投機としてのビットコイン購入はもう時代遅れですが、中長期目線でのビットコイン投資はむしろこれから本格化するのではないかと私は思っています。
未来の可能性に投資するという意味でも余剰資金で少額ビットコインを買うのはありだと思います。
ちなみにビットコインは株とは違い購入可能数は1BTCからではありませんよ!0.001BTCつまり5~600円から購入することが可能です。
また、初めてビットコインを購入するなら操作がとても分かりやすく、ビットコインの取引手数料も無料のコインチェックがいいと思います。
ただし今は登録者が激増しているので、登録が承認されるまでかなり時間がかかっているみたいです。
登録しようと思っている方は早めに登録申請だけ済ましておくと相場に乗り遅れる心配は無くなります。もちろん無料ですよ!↓
登録方法はこちらの記事を見れば「うちのおばあちゃんでもできた」のでみなさんなら余裕でできると思います。
最後に、余計なお世話かもしれませんがいきなりビットコインを大量購入するのはやめた方がいいと思います。
ビットコインの先行き見通しはかなり明るいと思いますが、大きな上昇が見込まれるものは大きく下落する局面も出てくるので、いきなり下落局面を迎えるとメンタルがやられます。
おススメは購入時期を分散する「ビットコインの積立投資」です。これもコインチェックでできるのでビットコイン購入予定の方は検討してみてください。
過去データで積立投資のシュミレーションをしたので、参考までに↓
読んでくださりありがとうございました。皆様のお役に立てれば幸いです。
「ビットコイン投資で豊かになった!」という仲間を日本に少しでも多く増やしたいので、この記事を読んで「分かりやすかった!」「ビットコインに対する考えが変わった」と思った方はぜひ家族や友人へ教えたり、SNSに内容を投稿していただけると嬉しいです!
もちろんこの記事自体の拡散も大歓迎です!
ではではまたどこかで✋